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自作PC攻略 05 BIOSの話

解説べんぞ~

BIOS・UEFIの初期設定

BIOS・UEFIは、OSより先に動いて部品を初期化する設定画面です。新品パーツで組んだ一般的な構成は、基本的に初期設定のままOSを入れられます。最初から高速化を狙わず、CPU、メモリ、SSD、冷却、選んだOSの要件を確認しましょう。性能や静音の調整は、OSの更新とドライバー導入を終えてから一項目ずつ進めます。

最初に

標準設定で起動できれば十分です

OS導入と基本動作を先に確認

最初の目標は、最高性能を出すことではありません。購入した部品がすべて認識され、温度に異常がなく、OSを正常に入れられる状態を作ることです。先に標準状態を確認しておくと、後から設定を変えて不調が出た時に、何が原因かを戻して確かめられます。

  1. 1初期設定で部品を確認

    CPUの型番、メモリ容量、SSD、CPU温度、ファン・ポンプ回転数を確認しましょう。選んだOSが求める起動方式やセキュリティ機能も確認しましょう。

  2. 2OSとドライバーを導入

    OSの更新、チップセット、GPUなどのドライバーを入れ、普段の操作と短い負荷確認で安定している状態を作りましょう。

  3. 3目的のある設定だけ変更

    メモリ速度、静音化、仮想化、Resizable BAR、CPUの電力調整などを、一項目ずつ変更して結果を確かめましょう。

電源を入れる前に、確認しやすい形へ整えましょう

問題が起きた時に原因を分けやすい接続

  1. 1映像ケーブルを正しい場所へ

    GPUを付けた構成では、モニターをマザーボードではなくGPUのHDMI・DisplayPortへつなぎましょう。

  2. 2有線キーボードを接続

    背面のUSBへつなぎましょう。無線機器はUEFI画面で使えない場合があります。

  3. 3OS用USBを準備

    別のPCで、選んだOSの公式手順に従ってインストールUSBを作りましょう。まだ差さなくても構いません。

  4. 4増設ドライブは外してもよい

    インストール先を間違えそうなら、OSを入れるSSD以外は一時的に外しましょう。

電源を入れ、UEFI画面を開きましょう

モニターの入力確認からDelete・F2操作まで

  1. 1モニターの電源と入力を合わせる

    HDMIまたはDisplayPortを接続し、モニター側の入力も同じ端子へ切り替えましょう。GPUを付けた構成は、まずGPU側へ接続します。

  2. 2PCへ電源コードをつなぐ

    内部へ工具や手を入れていないことを確認し、電源ユニットの背面スイッチを「I」へ切り替えましょう。

  3. 3ケースの電源ボタンを一度押す

    ファンやランプが動き始めるか、焦げた臭い、強い異音、ケーブルとファンの接触がないかを離れて確認しましょう。

  4. 4DeleteまたはF2を数回押す

    電源を入れた直後から軽く繰り返し押しましょう。メーカーのロゴの後にUEFI画面が開けば、次の部品認識へ進みます。

UEFI画面で、部品と冷却を確認しましょう

型番、容量、温度、回転数を照合

画面の見方 · 実機のスクリーンショットではありません

手元のUEFIで、この4か所を探す

  1. 型番とBIOS版Main / Informationなど。マザーボードの完全な型番とBIOS Versionを控え、CPU対応表の必要版と照合。
  2. CPUとメモリ容量CPU名とTotal Memoryを購入した部品と照合。16GB×2なら合計32GB。速度設定は初回に追い込まない。
  3. OS用SSDの型番Storage / NVMe Configurationなど。未インストールのSSDはBoot Priorityに出ない場合があるため、ストレージ一覧を先に見る。
  4. 温度とファンMonitor / Hardware Monitorなど。CPU温度の推移と接続先の回転数を確認。温度が上がり続ける時は電源を切り、クーラーの固定・配線を点検。

メーカー公開画面で見比べる:ASUS ROG STRIX Z890-E GAMING WIFIの例 ↗

リンク先はメーカーの操作例で、当サイトの実機検証記録ではありません。項目名や配置は機種・BIOS版で変わります。型番・版番号は、手元の画面に表示されたものを控えてください。

この表示なら、先へ進む前に点検

  1. 32GBのはずが16GBしかない16GBを2枚挿したのに合計が半分なら、1枚を認識していない可能性があります。電源を切ってコードを抜き、推奨位置と両端の挿し込みを点検します。
  2. 温度が上がり続ける設定画面を開いているだけで急上昇するなら、電源を切ってクーラー固定・保護フィルム・グリス・ポンプ配線を見直します。機種共通の「正常温度」を1つの数字で決めません。
  3. 回転数が0と表示される未接続・挿し違いだけでなく、低温時のファン停止設定の場合もあります。簡易水冷のポンプは指定端子・給電方式を説明書で照合し、停止したまま運用しません。
  4. 日時が大きくずれる日時を直しても電源コードを抜くたびに戻るなら、設定保持用の電池も確認します。ほかの設定が保持されるかも控えておくと原因を絞れます。

OSを入れる前に、必要な設定だけ確認しましょう

起動方式、セキュリティ、ストレージ、起動先の4点

基本

現在のOSはUEFI起動を基本にする

古いOSや古い拡張カードを使わない新規構成では、UEFI起動を基本にしましょう。CSMやLegacy Bootが必要かは、選んだOSと機器の公式要件で確認しましょう。

要件

TPMを必要とするか確認する

Intelでは「PTT」、AMDでは「fTPM」と表示される場合があります。OSや暗号化機能がTPMを求める場合だけ、説明書に従って有効状態を確認しましょう。

要件

Secure Bootを必要とするか確認する

選んだOSやセキュリティ機能が必要とする場合に確認しましょう。有効にできない場合は、CSMの状態と既定のSecure Bootキーが登録されているかを説明書で確認しましょう。

重要

SATAは通常AHCI、RAIDは使う時だけ

一般的なSSD・HDD構成はAHCIを使いましょう。RAIDを組む場合だけRAIDモードを選び、OSに合うドライバーを準備しましょう。OS導入後に切り替えると起動できなくなる場合があります。

注意

Intel VMD・RSTは目的を確認してから

VMDが有効だと、OSのインストーラーでNVMe SSDが見えず、Intel RSTなどのストレージドライバーが必要になる場合があります。選んだOSの対応状況、メーカー出荷設定、説明書を確認し、理由なく導入後に切り替えないようにしましょう。

起動

USBは一時起動メニューから選ぶ

起動順を恒久的に変えず、Boot Menuで「UEFI: USB名」を一度だけ選びましょう。インストール後はOSの起動項目から起動しましょう。

OS用USBを起動する前に、もう一度確認しましょう

次の章へ進める状態か確認

部品と冷却

  • UEFIの表示が購入したCPU型番・メモリ合計容量と一致する
  • Storage/NVMe一覧に、OSを入れるSSDの型番と容量が表示される
  • 搭載したファン・ポンプの接続と回転数が説明書どおり。停止表示は停止機能の条件か、配線・冷却の異常かを確認した
  • UEFIを数分開いてもCPU温度が上がり続けない

起動と設定

  • 新規導入はUEFI起動を選び、CSMを不用意に有効化していない
  • 選んだOSが求める場合だけSecure Boot・TPMを有効にした
  • AHCI・RAID・VMDは、使うストレージ構成に決めた値のまま
  • 一時起動メニューに「UEFI: USB名」が表示される
標準状態で部品を認識したら、OSを入れましょう

次はUSBの差し込みからインストール先の選択、初期設定、更新まで進みます。

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