XMP・EXPOで、メモリを製品のプロファイル速度にする
メモリに記録された速度、タイミング、電圧をまとめて読み込みます。
ジサコで学ぶ 自作PC攻略
標準状態で完成を確認してから、目的のある設定だけを変更します。起動に必要なBIOS更新は、購入前に対応方法を確認します。
電源投入直後のキーと、同じ機能の呼び方
ここでいう「UEFIを開く」は、PCの電源を入れた直後から指定キーを数回押し、OSより先に設定画面を表示する操作です。「一時起動」は設定を保存せず、その1回だけOSインストールUSBなどから起動する操作です。機能名と配置は製品世代で変わるため、完全な型番と同じ説明書を最後に照合しましょう。
| メーカー | UEFIを開く目印 | 一時起動メニューの目印 | 更新ツールの名称例 |
|---|---|---|---|
| ASUS | Delete / F2 | UEFI内のF8 | EZ Flash / EZ Flash 3 |
| MSI | Delete | 起動時F11 | M-FLASH |
| GIGABYTE | Delete | 起動時F12 | Q-Flash |
| ASRock | F2 / Delete | 起動時F11 | Instant Flash |
代表的な名称です。操作キー・配置・使える機能は型番とBIOS版で変わるため、画面内の案内を優先します。
メーカーによってEZ Mode、Easy Mode、Advanced Modeなどの表示があります。メモリ、VMD、Secure Bootなど細かな項目は詳細画面にあります。画面内に案内されたキーを押して切り替えましょう。検索機能があるUEFIでは「Secure Boot」「VMD」「XMP」などの名称で探す方法もあります。
日本語のメーカー資料: ASUS、MSI、GIGABYTE BIOSマニュアル例、ASRock
変更すると何が起きるか、選ぶ値、戻し方
同じ「有効・無効」の変更でも、XMP・EXPOはメモリ性能、Secure Bootは起動時の検証、VMD・RAIDはSSDをOSへ見せる経路を変えます。名称だけを追わず、何を変える設定か、どの値から始めるか、問題が出た時にどこへ戻すかを先に確認しましょう。
XMP・EXPO、Resizable BAR、CPUブーストは性能が上がる場合があります。変更は1項目ずつ行い、温度と安定性を確認します。
ファン制御、仮想化、Wake on LANは、速さよりも冷却や使える機能を変えます。必要な機能だけを設定します。
UEFI/CSM、Secure Boot、TPM、AHCI/RAID/VMD、起動順は、変更後にOSが起動しない、SSDが見えない、暗号化の回復キーを求められる原因になります。
メモリに記録された速度、タイミング、電圧をまとめて読み込みます。
PWM/DC方式と、温度に対する回転数を設定します。
対応するGPUと処理で性能が上がる場合があります。
仮想マシン、WSL、Docker、AndroidエミュレーターなどがCPUの支援機能を使えるようにします。
新しいUEFI方式で起動するか、古いLegacy BIOS互換のCSMを使うかを決めます。
信頼された署名を持つブートローダーやドライバーだけを起動時に許可します。
起動状態の計測、暗号化キー、端末認証などに使うセキュリティ機能です。
SATAコントローラーとNVMe SSDを、標準接続またはRAID・VMD経由でOSへ認識させます。
AMD PBOや、各メーカーのIntel向け拡張機能で、性能・消費電力・温度のバランスを変えます。
電源が戻った時の動作、LANからの起動、電源OFF中の待機電力を決めます。
公式資料: ASUS UEFI BIOS、MSI Click BIOS、GIGABYTE BIOSマニュアル、ASRock BIOS設定ガイド、Microsoft BitLocker、Ubuntu Secure Boot
標準状態を基準にして不調の原因を特定
通常更新とCPUなし更新の違い
マザーボードメーカーは「BIOS更新」と表記することもありますが、ここではUEFIファームウェアの更新を指します。更新履歴に、使うCPUへの対応、不具合・脆弱性の修正、メモリや機器の互換性改善が含まれる時は適用を検討しましょう。版番号が新しいという理由だけで急がず、ベータ版や元へ戻せない版は、必要性と注意事項を確認してから選びましょう。
PCがPOSTを通過し、UEFI画面まで開ける時に使います。USB内の更新ファイルを、UEFIに組み込まれた機能から選びます。
対応マザーボードでは、UEFI画面を開かずに専用USB端子とボタンで更新できます。未対応CPUしか手元になく、通常起動できない時にも使える場合があります。
メーカー公式アプリやOSの更新機能から配信される製品もあります。自作向けマザーボードでは、製品ページがUEFI内更新を案内しているなら、その方法を優先すると手順を追いやすくなります。
CPU Support Listと更新履歴を読み、目的のCPUに必要な最低バージョン、不具合・互換性・セキュリティ修正を確認しましょう。ベータバージョン、途中のバージョンを先に入れる指定、以前のバージョンへ戻せない注意、旧CPU対応の変更が書かれている場合もあります。
製品名、Wi-Fiの有無、型番末尾、Rev.を、マザーボード上の印字や箱と製品ページで照合しましょう。似た名前でも更新ファイルを共用できるとは限りません。
USBのファイルシステム、ZIPを展開するか、ファイル名を変更するか、保存場所、専用USB端子は製品や世代で異なります。このページの共通手順より、型番別説明書を優先しましょう。
現在のUEFI(BIOS)バージョンと設定画面を撮影し、大切なデータは別の場所へバックアップしましょう。更新でSSDのデータを消す操作ではありませんが、設定初期化や起動不能に備えます。
ドライブ暗号化を使用中なら、回復キーをPCとは別の場所へ保管しましょう。ファームウェア更新前に保護の一時停止が必要かを、OSと暗号化機能の公式手順で確認し、更新後は正常起動と保護状態を確認しましょう。
停電やコンセント抜けの心配が少ない時間に行いましょう。更新中は電源、リセット、USB、ボタンへ触れません。雷が近い時は避け、UPSがあれば利用すると電源断の危険を減らせます。
完全な型番とRev.を選び、目的のバージョンと注意事項を確認してダウンロードしましょう。
説明書に従ってフォーマット、展開、保存を行いましょう。通常更新では改名不要でも、機種により異なります。
EZ Flash、M-FLASH、Q-Flash、Instant Flashなどを開き、USB内のファイルを選びましょう。
確認画面に表示されたマザーボードと更新後のバージョンが目的の物か、開始前にもう一度確認しましょう。
画面が消える、複数回再起動する、ファン速度が変わる場合があります。メーカーの完了表示が出るまで待ちましょう。
UEFI(BIOS)バージョンを確認し、必要ならメーカー指定の初期値を読み込みます。起動方式、AHCI・RAID・VMD、ファン、XMP・EXPOなど、必要な設定だけ戻しましょう。
製品仕様と型番別説明書で、CPUなし更新に対応しているか確認しましょう。似た名前のボタンと間違えないようにします。
指定形式でUSBを初期化し、ファイルを展開・改名してルートへ置くなど、説明書どおりに準備しましょう。
24ピンやCPU補助電源など、必要な配線は機種で異なります。PCは起動せず、説明書が示す待機電源の状態にしましょう。
背面のどの端子でもよいとは限りません。BIOS、FlashBack、Q-Flash Plusなどと示された端子を使いましょう。
LEDの点滅開始を確認しましょう。点灯したままなど異常表示の場合は、電源を切ってファイル名・USB形式・端子を再確認します。
点滅が止まる、消灯するなど、説明書にある完了状態まで電源やUSBへ触れません。完了後に通常起動し、UEFI(BIOS)バージョンを確認しましょう。
メーカー公式手順: ASUS EZ Flash・ASUS BIOS FlashBack、MSI M-FLASH・MSI Flash BIOS Button、GIGABYTE Q-Flash / Q-Flash Plus、ASRock Instant Flash
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