ジサコで学ぶ 自作PC攻略
購入前に選ぶOS:ソフト・ゲーム・機器から考える
OSは組み立てた後ではなく、部品を買う前に選びます。使いたいものの対応、ライセンス、必要な性能を確認しましょう。
最初に
必須のソフト・ゲームから、Windows 11かLinuxかを決めましょう
OSを変えた後で困らないことを優先
11Windows 11を選ぶ
対応ソフトとゲームの広さを優先Adobe製品、会社指定の業務ソフト、PC Game Pass、特定の対戦ゲーム、機器専用の設定ソフトが必要ならWindows 11が確実です。Linux対応を一つずつ調べる必要を減らせます。
動作要件を確認
LLinuxを選ぶ
Web・文書作成・開発を中心に、無料で使うブラウザー、Office互換ソフト、プログラミング、サーバー学習などが中心なら有力です。遊ぶゲームと周辺機器が対応していれば、普段使いとゲームも1台で行えます。
Linuxの違いを見る
Linuxを選ぶ
迷ったらUbuntu LTS、目的が明確なら特化したLinuxを選びましょう
操作感・更新頻度・ゲーム用途から比較
初めてで迷うUbuntu LTS/Windowsに近い操作Linux Mint/ゲーム中心Bazzite
- 特徴
- 利用者と解説が多く、LTSは5年間の標準サポートがあります。GNOMEはWindowsと配置が違いますが、設定例を探しやすい定番です。
- ゲーム
- Steam+Protonを使えます。NVIDIAは「追加のドライバー」から推奨版を入れます。
- 注意
- 迷ったら半年ごとの通常版ではなく、長期サポートのLTSを選びます。
Ubuntu公式
- 特徴
- 左下のメニューやタスクバーに近い配置で、Linux特有の操作を覚える負担を減らせます。Ubuntu LTS系を土台にした安定重視の構成です。
- ゲーム
- Ubuntu向けのSteamやツールを利用できます。推奨GPUドライバーはドライバーマネージャーから選べます。
- 注意
- 発売直後の新しい部品は、USBのライブ起動で映像・LAN・音を先に試しましょう。
Linux Mint公式
- 特徴
- 新しいカーネル、開発ツール、GNOMEを比較的早く取り込みます。コンテナーや仮想環境を含む開発用途と相性が良い構成です。
- ゲーム
- SteamやFlatpakを利用できます。NVIDIAでは追加リポジトリなどの手順がUbuntu系より増える場合があります。
- 注意
- 各版の更新期間は約13か月です。継続して使うなら、おおむね年1回は次の版へ更新します。
Fedora公式
- 特徴
- Ubuntu系のソフト資産を使え、COSMICデスクトップの自動整列や作業スペースで複数作業を整理しやすいOSです。
- ゲーム
- Steamをストアから導入できます。NVIDIA GPU用イメージを選べるため、初回のドライバー導入を簡単にできます。
- 注意
- 公式手順ではインストール前にSecure Bootを無効化します。必要な人はこの条件を理解して選びましょう。
Pop!_OS公式
ZZorin OS
見た目と操作の分かりやすさを重視- 特徴
- Windowsから移った人が迷いにくい画面構成で、基本アプリをストアから追加できます。まず無料のCoreで試せます。
- ゲーム
- Steam、Lutrisなどを利用でき、GPUドライバーとゲーム向け調整も用意されています。
- 注意
- Windows App Supportがあっても、すべてのWindowsソフトが動くわけではありません。重要ソフトは先に対応確認が必要です。
Zorin OS公式
- 特徴
- Steam、ゲーム用調整、更新後に戻せる仕組みがあらかじめ整っています。コントローラー中心のSteam Gaming Modeも選べます。
- ゲーム
- Steamは標準搭載。Epic・GOG・AmazonはHeroic、その他のランチャーはLutrisを使いやすくまとめられます。
- 注意
- GPUと用途に合うイメージ選択が必要です。Steam Gaming Modeは新しいAMD GPUを第一候補とし、NVIDIA・Intelはまず通常のDesktop版を選びます。
Bazzite公式
ゲームをする場合
Linuxでも遊べますが、遊びたいゲームごとに対応を確認しましょう
Steam+Protonを基本にし、動かないゲームだけWindowsへ
Linux版があるゲームはそのまま、Windows版しかないSteamゲームの多くはProtonという互換機能で起動できます。ただし、すべてのゲームが動く保証はなく、特に不正対策機能を使うオンラインゲームは差が出ます。
そのままLinux版があるゲーム
Steamストアの動作要件にSteamOS+Linuxがあれば、Linux版を選べます。まずはこれが最も簡単です。
ProtonWindows版のSteamゲーム
SteamがProtonを使って変換します。Deck確認済み・プレイ可能は有力な目安ですが、デスクトップPCでもゲームごとの確認は必要です。
Windows推奨非対応の不正対策・PC Game Pass
開発元がLinux/Protonを許可していない対戦ゲームや、Windows用Xboxアプリから入れるPC Game Passは、Windows 11との併用が確実です。
Steamゲームは、この順で始めましょう
- 1
遊びたいゲームを先に確認するSteamストアのSteamOS+Linux欄とSteam Deck互換性を見ます。続けてProtonDB(利用者報告)でゲーム名を検索し、最近の報告と自分のGPUに近い例を確認します。
- 2
OSを更新し、推奨GPUドライバーを入れるAMD・IntelはOS更新を先に行い、NVIDIAは各Linuxの「追加のドライバー」「ドライバーマネージャー」などから推奨を選び、再起動します。
- 3
Steamを公式サイトまたはOSのストアから入れるSteam公式から導入してログインします。Windows専用ゲームを入れられない時は、Steam → 設定 → 互換性でSteam Playを有効にします。
- 4
最初はSteamが選ぶProtonで起動する最初から細かな設定を加えず、ゲームを起動して映像・音・コントローラー・オンライン接続を確認します。動かない時だけ、ゲームの歯車 → プロパティ → 互換性でProton Experimentalや別のProton版を試します。
Steam第一候補Steamのゲームは、内蔵のProtonを使う方法が最も簡単です。
Proton公式情報
Epic・GOG・AmazonHeroic各ストアのゲームをまとめ、Wine/Protonの選択も画面から行えます。
Heroic公式
Battle.net・EA・UbisoftなどLutris複数のランチャーや互換環境をまとめて管理できます。
Lutris公式
必要な解説・ほかの章を探す