どうも! べんぞ~です。
皆さん、最近のPS5の値上げ発表、ショックじゃなかったですか? 2024年9月2日より値上げとのことです。
PS5 Pro も正式発表されましたので、記事を加筆修正しています。
機種 | 旧価格 → 新価格 |
PlayStation®5 | \66,980 → ¥79,980 |
PlayStation®5 デジタル・エディション | \59,980 → ¥72,980 |
PlayStation®5 DualSense® ワイヤレスコントローラー ダブルパック | \74,980 → ¥89,980 |
この値上げを受けて、「それなら自作PCを組んだ方がいいのでは?」と思い、PS5と同程度のスペックを持つPCを自作した場合のコストや性能について考えてみました。
PS5 と PS5pro の性能ってどれくらい?
PS5は、ゲーム専用機として非常に高いパフォーマンスを持っています。
項目 | PS5 | PS5 pro 予定 |
---|---|---|
CPU性能(PassMark) | 約22,000~24,000 | 約24,000~26,000 (10%程度Up予定) |
GPU性能(PassMark) | 約16,000~17,000 | 約23,000 (Radeon RX 7700 XT超えの性能) |
メモリ | 16GB(システムメモリとVRAMで共用) | 16GB(で、速度が上がるものの性能への貢献は微) |
ストレージ | 1TB | 2TB |
金額 | ¥89,980 | ¥119,980円 |
もちろん、ゲーム専用機と汎用PCをそのまま比較するのは難しいですが、この数値を基に、PS5に匹敵する自作PCが作れるかどうか、試してみました。
PS5 pro 相当の自作PCの構成と価格
最初に予想していた以上に、実際のPS5 Proの性能がアップしていて驚きました。
また、前回の予想では、単純に性能だけを見て構成していましたが、実際にゲームをプレイしたときの体感までは考慮していませんでした。今回は、そのあたりもきちんと考慮して、
PS5 Proと同じようなゲーム体験ができるPCの構成を紹介します。
PS5 Pro 相当の自作PC 自動構成システム (←現在の最安値構成が表示されます。構成や価格はその時々で自動的に変わります)
上の構成は、日々のパーツの価格変動によって構成内容が変わるようにしてあります。
2024年9月12日現在 価格: 161,092円 でした。
2024年8月28日現在の構成例:(上記URLの構成は価格変動などで自動的に変わります)
・CPU: Ryzen 7 5700X
・メモリ: 32GB(16GB×2枚)
・GPU: GeForce RTX 4070 Super
・SSD: 2TB
・電源: 600W
・他: OS・ケース等(※CPUクーラーが含まれませんので必要な場合は別途選択してください)
この構成なら、PS5 Proと同じようなゲーム体験が得られます。
ただ、少し値段が上がってしまいましたね…。
やはり、PS5 Proはゲーム専用機としてしっかりした価値があります。
それでも、約4万円の差を考えると、汎用的に使えるPCにも魅力があります。
皆さんならどちらを選びますか?
また、現在SNS等で、PS5proと同じ価格で同等の自作PC が買えるから自作しよう!といった投稿が散見されますが、実際のゲーム体験を無視した投稿が多く見られます。ご注意ください
2024年8月28日現在 価格: 103,528円 でした。 ※外れた予想での構成
2024年8月28日現在の構成例:(上記URLの構成は価格変動などで自動的に変わります)
・CPU: Ryzen 7 5700X
・メモリ: 16GB(8GB×2枚)
・GPU: GeForce RTX 4060
・SSD: 1TB
・電源: 450W
この構成であれば、PS5をかなり超える性能が得られます。
また、メーカー製デスクトップPCやBTOPCの場合のPS5pro相当のPCはこんな感じでした。
PS5並みでコストを抑えたPC構成
次に、PS5に近い性能を持ちながらコストを少しでも抑えた自作PCの構成例です。(←現在のコスパ優先構成が表示されます。構成や価格はその時々で自動的に変わります)
上の設定で構成すると、2024年8月28日現在 価格: 95,202円 でした。
2024年8月28日現在の構成例:(上記URLの構成は価格変動などで自動的に変わります)
・CPU: Ryzen 5 5600X
・メモリ: 16GB(8GB×2枚)
・GPU: Radeon RX 7600
・SSD: 1TB
・電源: 650W
・他: OS・ケース等(※CPUクーラーが含まれませんので必要な場合は別途選択してください)
電源は500Wでも十分だと思いますし、そちらが安いのですが、ここはジサコに従っておきます。
この価格差であれば、やはりPS5pro並みの性能を目指したいと思って今います。
まとめ
PS5の値上げを受けて、自作PCを考える方も増えるかもしれません。
PS5に匹敵するかそれを超える性能の自作PCを組むには、やはり10万円程度のコストがかかることが分かりました。
2万円の差をどう考えるか、またPCならではのクリエイティブな使い方や自由度をどう活かすかによって、選択が変わってきそうですね。個人的には、やっぱり自作PCに軍配を上げたくなります。
蛇足:PS6相当PCはいくらで作れるのか?
まだPS6の姿は見えませんが、ちょっとした予想を楽しんでみましょう。
まずは、PS4からPS5への進化を振り返りながら、次世代機がどれくらい進化するかを考えてみました。
PS4 と PS5の性能差
項目 | PS4 | PS5 | 差異 |
---|---|---|---|
発売年 | 2013年11月 | 2020年11月 | 7年 |
CPU | AMD Jaguar 8コア @ 1.6GHz | AMD Zen 2 8コア @ 最大3.5GHz | |
GPU | AMD GCNアーキテクチャ | AMD RDNA 2アーキテクチャ | |
GPU性能 | 1.84 TFLOPS | 10.28 TFLOPS | 約5.6倍の向上 |
メモリ | 8GB GDDR5 | 16GB GDDR6 | 2倍のメモリ容量 |
メモリ帯域幅 | 176 GB/s | 448 GB/s | 約2.5倍の帯域幅 |
ストレージ | 500GB~1TB HDD | 825GB カスタムSSD | HDDからSSDへの移行 |
ストレージ速度 | 50-100 MB/s (HDD) | 5.5 GB/s (SSD, Raw) | 約55倍の速度向上 |
解像度 | 1080p (最大) | 4K (最大8Kサポート) | 最大解像度の大幅向上 |
レイトレーシング | サポートなし | ハードウェアレイトレーシング対応 | |
CPU PassMark | 約5,000~6,000 | 約22,000~24,000 | 約4倍の向上 |
GPU PassMark | 約3,000~4,000 | 約16,000~17,000 | 約4~5倍の向上 |
7年でこれだけの進化が実現したのは驚きですね。そして、PS5が発売されてからもうすぐ4年が経ちます。次のPS6が2027年~2028年あたりに登場する可能性もありそうです。
さて、PS4とPS5の差から考えると、PS6ではCPUとGPUの性能がさらに4倍に向上するかもしれません。具体的には、CPU PassMarkが8万越え、GPU PassMarkが6.8万越えということになります。
が、、、、現在の最上位のRTX4090の PassMarkが 4万であることをかんがえると3~4年後に 6.8万越えの性能をゲーム機に搭載するのは 非現実的かもしれませんし、そもそも今現在では選択肢もありません。
そこで、今回の予想では、RTX 4090を基準にPS6相当のPCを考えてみました。CPUには現状の約4倍性能のRyzen Threadripper 7960Xを選び、下記のような構成で、PS6に近い性能を持つPCを想像してみました。
PS6相当の自作PC構成例
ジサコ!
Ryzen Threadripper 7960X
メモリ:16GB×2枚 合計32GB
GPU:GeForce RTX 4090
SSD:2TB
※ジサコは サーバーCPU非対応のためエラーが出ています
これらを揃えると価格は、737,926円
PS6の性能を先取りして楽しむためなら、100万円近くの投資も妥当かもしれません。
以上、予想が少し長くなってしまいましたが、皆さんのゲームの未来を考える一助になれば幸いです!
コメント
PS5 Pro 相当の自作PC自動構成には、マザーボードとケースとOSの代金が含まれてないと思います。
自作パソコンにマザボ、OS、ケースは必須なので、全て含めると20万くらいかかるでしょうね。
ご指摘ありがとうございます。
ですが、OSもケース代金も含まれています。
リンク先をご確認ください
他: OS・ケース等(CPUクーラーが含まれませんので必要な場合は別途選択してください)と注意書きされていますが?
ご指摘ありがとうございます。
OS ケース等は含まれます。
CPUクーラーが含まれません
という 意味で ご指摘頂いた後に追記しました。
構成の詳細については構成概略の上にあるリンクからご確認いただけます。
構成概略と異なり、
ご確認いただく時点で、コスパの良い構成になるように自動計算されるようにしてありますので、ご確認ください。
今後のGPUの値段にもよるけど、基本的に家庭用のGPUってどうしても数世代おくれたものを
無理やり最適化で誤魔化してるだけだからな~
設計思想からあたらしくなるPCのGPUよりには、確実に劣る。
そういう意味では、15~20万以下でPC組んで、後からGPUだけ更新(それくらいならだれでも付け替えれるだろう)
して、家庭用の寿命以上に、余裕持ったスペックで最新ゲームを遊ぶ方がコスパは断然いい。
PS6に100万も確実に必要ない!!!SDDとかあたりまえにもなって、ほぼGPUスペックできまる。