解説

◆チップセットとCPUソケット

・ROG MAXIMUS X FORMULAはIntel Z370チップセットを搭載し、LGA1151ソケットに対応しています。これは、対応するIntel製CPUの種類を決定づける重要な要素です。

◆フォームファクタとサイズ規格

・ROG MAXIMUS X FORMULAはATXフォームファクタを採用しています。これは、マザーボードの物理的なサイズとケースへの適合性を示すもので、ATX対応のPCケースが必要になります。

◆メモリ

・ROG MAXIMUS X FORMULAはDIMM DDR4メモリに対応しており、4つのメモリスロットを備えています。最大で64GBまでのメモリを搭載可能です。

◆拡張スロット

・ROG MAXIMUS X FORMULAはPCI-Express 16Xスロットを搭載しています。

◆ストレージ

・ROG MAXIMUS X FORMULAは6本のSATAポート（SATA6.0G）とM.2スロットを1つ備えています。M.2スロットは、より高速なストレージデバイス（NVMe SSDなど）を利用する際に重要となります。

◆背面コネクタとオーディオ

・ROG MAXIMUS X FORMULAはDisplayPortを1つ搭載しています。また、オーディオ機能としてS/PDIF出力に対応しています。オンボードオーディオはROG SupremeFX S1220を採用しています。

◆その他機能

・ROG MAXIMUS X FORMULAはSLIとCrossFireに対応しており、複数枚のグラフィックボードを搭載して、グラフィック性能を向上させることができます。
・BIOSフラッシュバック機能を搭載しており、CPUやメモリが無くてもBIOSをアップデートすることが可能です。
・無線LAN（IEEE802.11a/b/g/n/ac）とBluetoothに対応しています。
・一体型I/Oバックパネルを採用しており、組み立て時の手間を軽減し、見た目を向上させます。
・LED制御機能を搭載しており、マザーボード上のLEDライティングをカスタマイズできます。
・オンボードRAID機能に対応しています。

◆注意点

・ROG MAXIMUS X FORMULAは比較的高級なマザーボードであり、すべてのユーザーにとって必要な機能が揃っているとは限りません。用途や予算に応じて、必要な機能を見極めることが重要です。
・VRMフェーズ数は記載されていません。