解説

SUPERMICRO X9SPV-F-3610ME マザーボードの違いと注意点

◆基本仕様

・Mini-ITXフォームファクタを採用しており、小型PCの自作に適しています。
・CPUソケットはオンボードであり、Intel Core i5-3610MEが搭載されています。CPU交換はできません。

◆メモリ

・S.O.DIMM DDR3メモリに対応しています。デスクトップPC向けのDIMMではなく、ノートPC向けのS.O.DIMMである点に注意が必要です。
・メモリスロットは2本で、最大16GBまで搭載可能です。

◆ストレージ

・SATA6.0Gポートを6本搭載しています。
・M.2スロットは搭載されていません。

◆インターフェース

・DisplayPortおよびMini DisplayPortは搭載されていません。
・USB2.0ポートを備えています。
・USB PD(Power Delivery)には対応していません。
・無線LANとBluetoothは搭載されていません。

◆拡張スロット

・PCI-Express x16, x8, x4, x1 スロット、およびPCIスロットは搭載されていません。拡張性は限定的です。

◆その他

・VRMフェーズ数の情報は公開されていません。
・背面コネクタ設計(裏配線)、一体型I/Oバックパネル、BIOSフラッシュバック機能、ホワイトモデルのいずれにも該当しません。
・LED制御機能は搭載されていません。
・オンボードグラフィックとしてIntel HD Graphics 4000/Matrox G200eWを搭載しています。

◆注意点

・CPUがオンボードであるため、CPUのアップグレードはできません。
・小型PC向けであるため、拡張性は高くありません。
・比較的新しい規格のインターフェース（M.2、USB PD、無線LAN、Bluetoothなど）には対応していません。
・メモリはノートPC向けのS.O.DIMMである点に注意してください。