解説

◆ソケット形状と世代

* 2つの商品はどちらもLGA2011-3という同じソケット形状を採用しています。そのため、対応するマザーボードは基本的に同じものを使用できます。世代については、データに記載がないため不明です。

◆TDP（熱設計電力）

* 両製品ともTDPは120Wです。これは、CPUが発する最大熱量を表しており、適切なCPUクーラーを選択する際の目安となります。

◆キャッシュ

* 両製品とも3次キャッシュは30MBで共通です。二次キャッシュについてはデータがありません。

◆グラフィックス機能とNPU

* どちらの製品もグラフィックス機能とNPU（ニューラルプロセッシングユニット）は搭載されていません。そのため、別途グラフィックボードを用意する必要があります。

◆CPUファン

* どちらの製品もCPUファンは付属していません。別途CPUクーラーを用意する必要があります。

◆注意点

* データからは差異が見当たりませんが、Xeon E5-2670 v3はサーバーやワークステーション向けのCPUであるため、一般的なデスクトップPC環境での使用には注意が必要です。
* LGA2011-3ソケットのマザーボードは、比較的新しいCPUソケットに比べて入手が難しい場合があります。
* Xeonプロセッサは、ECCメモリ（エラー訂正機能付きメモリ）に対応していることが多いですが、ECCメモリを使用するには、マザーボード側もECCメモリに対応している必要があります。
* サーバー向けCPUは、BIOS設定が特殊な場合や、対応OSが限られている場合があるので、購入前に情報を確認することを推奨します。
* CPUクーラーが付属していないため、別途購入する必要があります。TDP120Wに対応した冷却性能を持つクーラーを選びましょう。