解説

◆動作周波数と転送速度

・KF588CU42RSK2は、XMP 3.0に対応しており、プロファイルを使用することで8800MT/sの動作周波数を実現します。一方、デフォルトでは6400MT/sで動作します。転送速度もXMP適用時とデフォルト時で大きく異なります。

◆メモリタイミング

・KF588CU42RSK2は、XMP適用時にCL42-58-58というレイテンシを実現します。デフォルトではCL52-52-52で動作します。レイテンシが小さいほど、データの読み書き速度が向上し、パフォーマンスが向上します。

◆XMP対応

・KF588CU42RSK2は、XMP 3.0に対応しています。XMP（Extreme Memory Profile）は、Intelが開発したメモリのオーバークロック設定を容易にする技術です。XMPプロファイルを有効にすることで、メーカーが推奨する最適な設定でメモリを動作させることができます。

◆その他

・KF588CU42RSK2は、CKD（Channel Keying Device）に対応しています。
・KF588CU42RSK2は、ECC（Error Correction Code）非対応です。ECCメモリは、データの誤りを検出し、修正する機能を持つメモリです。
・KF588CU42RSK2は、Registered（Reg）非対応です。Registeredメモリは、メモリコントローラとメモリチップの間にあるレジスタを介してデータを転送するメモリです。