解説

以下にdynabook VZ/HY Core Ultra 7 155Uに関する比較分析をまとめました。

◆ディスプレイとデザイン

・画面サイズ：13.3型は、モバイル性と視認性のバランスが取れています。
・画面種類：TFTカラーLED液晶は一般的な液晶ディスプレイですが、発色や視野角はOLEDなどに比べて劣る可能性があります。
・表面処理：ノングレア（非光沢）のため、映り込みが少なく、長時間の作業でも目が疲れにくいです。ただし、画面の鮮やかさはグレア（光沢）に比べて劣ります。
・2in1タイプ：コンバーチブル型なので、タブレットとしても使用可能です。多様な利用シーンに対応できる点が魅力です。
・タッチパネル：直感的な操作が可能になりますが、指紋が付きやすいというデメリットもあります。
・アクティブ静電ペン：ペンによる手書き入力や描画が可能です。

◆パフォーマンス

・CPU：インテル Core Ultra 7 155Uは、省電力性に優れたCPUです。日常的な作業から、ある程度の負荷のかかる作業までこなせますが、ハイエンドCPUに比べると処理能力は劣ります。
・GPU：Intel GraphicsはCPU内蔵のグラフィックスです。3Dゲームや動画編集などのグラフィックス性能を求める作業には不向きです。
・NPU：Intel AI Boostは、AI処理を加速する機能です。AI関連のタスクを効率的に実行できます。
・メモリ：16GB LPDDR5X PC5-51200は、高速で大容量です。多くのアプリケーションを同時に使用しても快適に動作します。

◆インターフェースと拡張性

・USBポート：USB4 Type-C/Thunderbolt 4兼用ポートが2つ搭載されており、高速なデータ転送や映像出力が可能です。USB PD（Power Delivery）にも対応しており、USB Type-C経由での充電も可能です。
・microSDスロット：ストレージ容量の拡張が可能ですが、SDカードに比べると速度が遅い場合があります。

◆その他

・Office：Microsoft Office Home and Business 2024がプリインストールされているため、別途購入する必要がなく、すぐにビジネス用途で使用可能です。
・生体認証：顔認証に対応しており、セキュリティが向上します。
・キーボード：バックライトキーボードを搭載しており、暗い場所でも快適にタイピングできます。
・無線LAN：IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax（Wi-Fi 6E）に対応しており、高速なワイヤレス通信が可能です。

◆注意点

・グラフィックス性能：内蔵GPUのため、グラフィックス性能は高くありません。
・バッテリー駆動時間：JEITA Ver3.0で10時間（動画再生時）/27時間（アイドル時）とされていますが、実際の使用状況によって大きく変動します。