解説

◆**HDL4-LV16/ST5Eの主な違いと注意点**

・**ネットワークインターフェース**：LAN DISK L HDL4-LV16/ST5Eは、1GbEポートと2.5GbEポートをそれぞれ1つずつ搭載しています。高速な2.5GbE環境を構築している場合は、より高速なデータ転送が可能です。ただし、2.5GbEに対応していないネットワーク環境では、1GbEでの接続となります。
・**搭載ディスク**：HDL4-LV16/ST5EはHDDを搭載しています。一般的に、HDDはSSDと比較して容量あたりの価格が安く、大容量データの保存に適しています。しかし、アクセス速度はSSDに劣るため、頻繁にデータの読み書きを行う用途には注意が必要です。
・**RAID構成**：HDL4-LV16/ST5Eは、RAID 0/5/6に対応しています。RAID 0は高速なデータ転送速度を実現しますが、1台のHDDが故障すると全てのデータが失われるリスクがあります。RAID 5/6は、冗長性を持たせることで、HDDが故障した場合でもデータを保護できます。用途やデータの重要度に合わせて、適切なRAID構成を選択する必要があります。
・**サイズ**：HDL4-LV16/ST5Eは幅163mm、高さ160mm、奥行210mmです。設置場所のスペースを事前に確認しておく必要があります。
・**その他**：HDL4-LV16/ST5Eは、オーディオ用途、DTCP+、DTCP-IP、DLNAには対応していません。これらの機能が必要な場合は、他の製品を検討する必要があります。