解説

◆IODATA LAN DISK L HDL4-LV08/ST5E の注意点

・搭載ディスク：HDDのみ対応。SSDには対応していません。高速なデータアクセスが必要な場合は注意が必要です。
・LANポート：1GbEポートと2.5GbEポートを搭載。2.5GbE環境がない場合は1GbEでの接続となります。2.5GbEの速度を最大限に活かすには、ネットワーク環境の見直しが必要です。
・RAID：RAID 0/5/6に対応。用途に合わせて最適なRAID構成を選択する必要があります。RAID 0は高速ですが、故障時のデータ消失リスクが高いため、バックアップが必須です。RAID 5/6は冗長性がありますが、RAID 0に比べると速度は低下します。
・DTCP+、DTCP-IP、DLNA：いずれも非対応。これらの機能が必要な場合は、別の機種を検討する必要があります。
・オーディオ用途：オーディオ用途としては特に言及されていません。高音質再生を重視する場合は、オーディオ専用NASなど、より特化した製品を検討することをおすすめします。
・ST5Eとは:
　「HDL4-LV08/ST5E」は、Windows Server IoT 2019 for Storage Standard Editionを搭載していることを意味します。一般的なNASと比較して、より高度なファイルサーバー機能やActive Directory連携などが可能です。中小規模のオフィス環境での利用に適しています。