解説

◆**製品タイプとRAID機能**

* G-RAID SHUTTLE 4は据え置き型HDDであり、複数のHDDを搭載し、RAID 0/1/5/10に対応しています。これにより、高速なデータ転送やデータの冗長性（バックアップ）を確保できます。
* RAID 0 は、複数のHDDにデータを分散して書き込むことで、高速化を実現しますが、1台でもHDDが故障するとすべてのデータが失われるリスクがあります。
* RAID 1 は、2台のHDDに同じデータを書き込むことで、耐障害性を高めます。1台が故障してもデータは保護されますが、利用できる容量はHDD 1台分となります。
* RAID 5 は、3台以上のHDDを使用し、データとパリティ（誤り訂正符号）を分散して書き込むことで、高速性と耐障害性を両立します。1台のHDDが故障してもデータは復旧できます。
* RAID 10 (RAID 1+0) は、RAID 1 (ミラーリング) と RAID 0 (ストライピング) を組み合わせたもので、高い耐障害性と高速なデータ転送を提供します。

◆**インターフェース**

* G-RAID SHUTTLE 4は、USB3.2 Gen2 Type-CとThunderbolt3の両方に対応しています。Thunderbolt3はUSB3.2 Gen2よりも高速なデータ転送が可能ですが、Thunderbolt3ポートを持つPCが必要です。
* USB3.2 Gen2 Type-C は汎用性が高く、多くのPCで利用できます。
* Thunderbolt3 は高速なデータ転送を必要とする場合に適しています。

◆**その他**

* G-RAID SHUTTLE 4はMacに対応していますが、テレビ録画には対応していません。
* G-RAID SHUTTLE 4は、冷却ファンを搭載しているため、長時間の使用でも安定した動作が期待できます。
* G-RAID SHUTTLE 4は、耐衝撃性能については情報がありませんので、取り扱いには注意が必要です。
* G-RAID SHUTTLE 4は、HWセキュリティ機能については情報がありませんので、別途セキュリティ対策を講じる必要があるかもしれません。
* G-RAID SHUTTLE 4は、SeeQVaultには対応していません。