解説

◆**タイプと形状**

・SS-CSEはイネーブルドスピーカーに分類されます。これは、天井反射を利用して高さ方向の音を再現する目的で作られています。通常のスピーカーとは異なり、上向きに音を放射するように設計されている点が特徴です。形状については具体的な記載がありませんが、設置場所や角度を調整しやすいように工夫されていると考えられます。

◆**WAYと搭載ユニット数**

・SS-CSEは1WAY構成で、搭載ユニット数は1つです。これは、一つのユニットで高音から低音までカバーする設計であることを意味します。シンプルな構造であるため、クリアでまとまりのある音を再現することに重点が置かれていると考えられます。

◆**出力音圧レベル**

・SS-CSEの出力音圧レベルは86dB (2.83V/m)です。この数値は、入力電圧に対する音の大きさを表しています。一般的に、この数値が高いほど、同じ入力に対して大きな音が出せます。

◆**インピーダンス**

・SS-CSEのインピーダンスは6Ωです。これは、スピーカーが電気信号をどれだけ妨げるかを示す値です。アンプとの相性を考慮する必要があり、対応するインピーダンスのアンプを使用することが推奨されます。

◆**ハイレゾ対応**

・SS-CSEはハイレゾに対応しています。ハイレゾ音源の持つ高解像度な情報を余すことなく再生できるため、より原音に近い、臨場感あふれるサウンドを楽しむことができます。

◆**再生周波数帯域**

・SS-CSEの再生周波数帯域は70Hz〜32kHzです。この範囲は、スピーカーが再生できる音の高さ（周波数）を示しています。70Hzまで再生できるため、ある程度の低音もカバーできます。32kHzまで再生可能なため、ハイレゾ音源の高音域を十分に再現できます。

◆**サイズと重量**

・SS-CSEのサイズは178x145x180mm、重量は3kgです。コンパクトなサイズであるため、設置場所を選ばず、手軽に導入できます。重量も比較的軽量なので、移動や設置が容易です。

◆**注意点**

・イネーブルドスピーカーであるため、天井の材質や高さによって音の反射具合が異なり、効果に差が出る場合があります。最適な効果を得るためには、設置場所や角度を調整する必要があります。
・1WAY構成であるため、音の分離感や迫力は、複数ユニットを搭載したスピーカーに劣る可能性があります。よりパワフルなサウンドを求める場合は、他のタイプのスピーカーを検討する価値があります。
・インピーダンスが6Ωであるため、対応するアンプを使用する必要があります。インピーダンスが合わないアンプを使用すると、音質が劣化したり、アンプやスピーカーが故障する原因となることがあります。