解説

◆**ソケット形状と世代**

・両製品ともLGA2066ソケットを使用する第7世代Coreプロセッサーですが、LGA2066はハイエンドデスクトップ（HEDT）向けのソケットです。

◆TDP（熱設計電力）

・両製品とも112Wです。これは、CPUが発する最大熱量を表しており、適切な冷却装置を選択する際の重要な指標となります。

◆マルチスレッド対応

・両製品ともマルチスレッドに対応しています。これにより、CPUは物理コア数よりも多くのスレッドを同時に処理できるため、マルチタスク性能が向上します。

◆キャッシュメモリ

・両製品とも8MBの三次キャッシュを搭載しています。キャッシュメモリは、CPUが頻繁にアクセスするデータを一時的に保存する場所で、アクセス速度を向上させます。

◆グラフィックス機能

・両製品ともグラフィックス機能を内蔵していません。別途グラフィックボードが必要になります。

◆CPUファン

・両製品ともCPUファンは付属していません。別途CPUクーラーを用意する必要があります。

◆注意点

・Core i7-7740Xは、通常のCore i7シリーズとは異なり、内蔵グラフィックス機能がありません。そのため、グラフィックボードが必須となります。
・LGA2066ソケットは、比較的新しい世代のCPUには対応していないため、将来的なアップグレードの際には注意が必要です。
・TDPが112Wと高めなので、CPUクーラーの選択には注意が必要です。