どうも!べんぞ~です。
最近、グラフィックボード(GPU)の価格がちょっと落ち着いてきたな〜と感じている方も多いかもしれません。
実際、RTX 4~5***シリーズは、ここ数週間でちょっとだけ手が届きやすくなってきました。
でも……この安さ、実は長くは続かないかもしれません。
今日は、なぜそう言えるのか、これからのGPU価格がどう動いていくのかを、わかりやすくまとめてみました。

💡 結論:安いのは「今だけ」の可能性が高い
最近の価格下落は、一時的なもので、今後は再び値上がりしていく可能性が高いと言われています。
では、どうしてそうなるのか?理由を見ていきましょう。
📈 なぜ値上がりするの? 3つのポイントで解説
1. 製造コストの上昇
NVIDIAは製造をTSMCのアメリカのアリゾナ工場へ移しており、これがコスト増の大きな要因になっていきそうです。
アメリカ・アリゾナ工場での生産は、材料費・物流費・人件費など、あらゆるコストが従来の台湾工場での生産よりも高くなってしまうようです。
この製造コストの上昇で、売る価格も自然と上がります。
2. 米中の貿易摩擦や、アメリカの関税政策の影響
アメリカと中国の関係悪化で、GPUなどの半導体製品に関税がかかるようになりました。
特にAIに関する高性能GPUは、輸出規制の対象にもなっており、こうした政治的な影響も価格に反映されています。
3. サプライチェーンがまだ不安定だから
コロナ以降、世界中の物流や部品供給はまだ完全には元に戻っていません。
GPUに使われる部品も「手に入りにくい」「届くのが遅い」といった問題があって、それが価格を押し上げる要因になっています。
🛒 じゃあ、いつ買うのがいいの?
もし、近々GPUの買い替えや自作PCを考えているなら、「今」がけっこういいタイミングかもしれません。
今は、RTX5000シリーズが発売されて少し経ったことで供給も値段も落ち着いてきていますが、今後は値上がりするようです。
「もう少し待てばもっと安くなるかも…」と思っていたら逆に高くなる、なんてことも。。。
📝 おわりに
GPUの価格って、なかなか読みづらいですよね。でも、今回のように「値下がりの裏にある理由」を知っておくと、
買い時の判断もしやすくなります。
今のちょっと落ち着いたタイミングをうまく活かして、
欲しかったGPUをお得に手に入れられるといいですね。
それでは、また!
参考リンク一覧
- 📰 NVIDIA、GPU価格を最大15%引き上げへ – XenoSpectrum
> 米国工場移転に伴う製造コスト上昇が主因。Blackwell世代の影響も。 - 📰 NVIDIAがGPU価格を最大15%引き上げへ、製造コスト増と関税が背景に – Reinforz Bizmedia
> GeForce RTXやAI向けチップの価格上昇が予想される。 - 📰 「RTX 50」シリーズでGPUがさらに高額に?NVIDIAの価格戦略と背景 – ASCII.jp
> RTX 5000番台は過去最高価格帯に。日本市場にも影響か。 - NVIDIAがBlackwell GPU製品を値上げしたと報じられました。台湾メディアのDigiTimesが報じました。 NVIDIAは安定した収益を維持するために、ここ最近、ほぼ
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